熊野古道のおすすめの宿6選!温泉やBBQを楽しめる宿泊施設も

2022.03.28

世界遺産にも登録されている「熊野古道」。この道沿いにはたくさんの宿泊施設があります。民宿やホテル、ゲストハウス、温泉旅館などその形態はさまざま。

温泉を楽しみたい?ゆったりと過ごしたい?地元のおいしいものを食べたい?

今回は皆さんの目的や訪問先に応じて、おすすめの宿をご紹介します。最近オープンの注目が集まる宿もピックアップしているので、新しいもの好きな方は要チェックです!

世界遺産・熊野古道ってどんなところ?

和歌山県など3県にまたがる熊野古道は、古くから「熊野詣」の参詣道として多くの人が歩いてきた道。平安時代には、貴族たちが京都から往復1ヶ月をかけて熊野三山と呼ばれる神社を目指しました。身分を問わず、多くの人が熊野古道を通り熊野三山を詣でたので、蟻の行列に例えて「蟻の熊野詣」とも言われるほど。

現代においても、パワースポットとして注目されており、トレッキングにぴったりの山道でもあることから多くの人に親しまれています。

目的別!熊野古道おすすめの宿3選

まずは、皆さんの目的に応じた宿をご紹介。熊野古道のトレッキングや温泉、熊野の名産など楽しみ方はさまざまです。

温泉を楽しみたいなら

©️公益社団法人 和歌山県観光連盟

熊野古道沿いには、いくつもの温泉宿があります。「湯の峰温泉」「川湯温泉」「渡瀬温泉」からなる熊野本宮温泉郷は有名で、その中でも開湯1800年となる日本で一番古い温泉として「湯の峰温泉」はよく知られています。

今回は四村川に囲まれ、釣りや川遊びが楽しめる人気のアウトドアエリアである渡瀬温泉エリアから「ホテルささゆり・やまゆり・ひめゆり」をご紹介。車で約10分で熊野本宮大社まで行くことができ、無料送迎サービスもあるので熊野古道を歩きたい方の宿としてもぴったりです。

色浴衣の貸し出しがあるので、華やかな浴衣に身を包んで湯巡りをするのがおすすめ。このホテルでは、9つの温泉が楽しめます。天然温泉源泉かけ流しの大浴場だけでなく、家族専用貸切露天風呂、宿泊者限定の貸切風呂もあるので、家族づれがゆっくり過ごす場所としても最適です。

美肌作用・胃腸病・神経痛・糖尿病・皮膚病に効くナトリウム炭酸水素塩泉ですよ。

リトリートしたいなら

「リトリート」って何かご存知ですか?

リトリートとはいつも暮らしている場所から離れ、日常を忘れて心も身体も癒すこと。実は熊野古道沿いの「高原」というまちに、リトリートにぴったりの宿が2022年オープンしたんです。緑に囲まれ、歴史を感じる熊野古道を歩けば、自分自身の内面とゆっくり向き合うことができます。程よい運動は、身も心もリフレッシュしてくれます。

熊野古道のメインスポットである「滝尻王子」から徒歩2時間半、「熊野本宮大社」からバスと徒歩で1時間半という、熊野古道を歩くのにぴったりの場所にあるのが「SEN RETREAT TAKAHARA」。

木の温もり溢れる広いリビングで団欒したり、夜には焚き火をしながら語り合ったり。無人宿なので、人の目を気にせず過ごせますよ。熊野古道を旅するなら、ぜひ拠点にしていただきたい宿です。

早朝に熊野古道を歩くと、運が良ければ雲海を見ることができるかも。標高300m地点にあるので、見晴らしが良い高原からは広大な棚田が見下ろせます。そして夜には満天の星が広がります。高原は人口70人の小さな集落なので、都会では見ることのできない星たちを見ることができますよ。

古民家をリノベーションした一棟貸しの宿で、オールインクルーシブなのが嬉しいポイント。BBQの食材も機材も全て揃っているので、熊野古道を歩いた後はBBQで地元の食材を美味しくいただきましょう。

BBQ食材にはこだわりが。地元のジビエ解体業者「ひなたの杜」さんから届くクセや臭みのないジビエ肉、JA紀南さんから届く肉厚の「龍神椎茸」などの新鮮野菜、紀州梅を食べて育った「紀州うめぶた」のソーセージ、紀州梅や紀州の果実をふんだんに使ったジャムとパン、そして和歌山の果実ジュースやクラフトビール、梅酒などなど…。食べ切れないほどの地元食材が全て宿泊料に含まれています。食べ切れなかった分はお持ち帰りできるのも嬉しいですね。

美味しい熊野の名産を味わいたいなら

熊野の名産には海の幸も山の幸もあります。那智勝浦のマグロ、熊野のサンマ、みかんなどの柑橘類、めはり寿司(塩漬けの高菜を巻いたおにぎり)、そして猪肉などのジビエ…。

これらのおいしい名産品たちを、しっかりと堪能できる宿をご紹介します。

熊野古道の中辺路(なかへち)沿い・高原という地域にある「霧の郷 たかはら」は、地元の生産者から直接届けられた野菜や川魚を使って、地元のお母さんたちが腕を振るって作った料理を味わうことができます。和食だけでなく、スペイン風の創作料理もこの宿の魅力の一つ。四季折々の旬の食材を生かしたお料理に、舌鼓を打ってください。

お部屋には「木の国」とも呼ばれた木材の産地である紀州の木材をふんだんに使った空間。英語だけでなく、中国語やスペイン語が話せるスタッフの方々がいらっしゃるので、海外からのお客様にもぴったりの旅館です。

また本宮温泉郷から「わたらせ温泉」の湯を用意しており、地元の間伐材を使った薪を焚き、お湯を沸かし ています。お湯が丸くなり、肌当たりの良い温泉として大人気の宿です。露天風呂から見える高原の景色は必見です。

立地別!本宮近くや高原など、訪問先に合わせた宿3選

訪問先に合わせて宿を選びたい!熊野古道を散策したいので、メインスポットの近くに泊まりたい!そんな皆さんに、行き先に合わせた宿をご紹介します。

熊野古道を堪能したいなら!中辺路沿いの宿

SEN.RETREAT CHIKATSUYU」は、熊野古道の「中辺路(なかへち)」沿いにある宿。熊野三山の一つである熊野本宮大社から徒歩9時間、先ほどご紹介した「SEN RETREAT TAKAHARA」から徒歩4時間のところにある一棟貸しのゲストハウスです。2泊3日で熊野古道を歩くのに、ぴったりの立地。2022年4月28日にオープンする新しい宿です。

中古コンテナで建てられたコンテナヴィラであるこの宿には、プライベートガーデンやルーフトップテラスが整備されているのでペットも含めた家族との団欒や、気心しれた仲間たちとの集まりにもぴったり。いつもと違う場所なら、いつもの顔ぶれでも違う一面を見ることができるかも。もちろん、一人で自分自身を見つめ直す場所としてもおすすめです。

熊野本宮大社へ行くなら!本宮周辺の宿

山伏宿 アジール(Guest House Asyl)」は、熊野本宮大社にほど近い「伏拝王子」のそばにある一棟貸切のゲストハウスです。「ミシュランガイド和歌山2022」に掲載された「山伏そば 拝庵」さんが経営されている宿なので、こちらにお泊まりの際は夕飯でおいしいお蕎麦が堪能できますよ。山菜は地元で採れたもので、醤油、みりん、梅干し、漬物なども全て自家製のこだわりっぷり。また、宿泊翌日に熊野古道を歩く方のためのお弁当付きプランも。熊野本宮大社までは徒歩1時間ちょっとの立地です。

せっかく熊野古道を訪れたなら、いつもとは違う時間を過ごしたいもの。この宿にはWi-Fiがないので、自然とデジタルデトックスをすることができます。希望すればそば打ち体験もできるので、「非日常」を体験するにはもってこいのゲストハウスです。

食品ロスの削減やプラスチックゴミの削減、地産地消への取り組みなど環境にも配慮されているこだわりのお宿です。

大門坂・熊野那智大社へのアクセス抜群!那智周辺の宿

太平洋のパノラマビューを楽しめる宿「ホテル浦島」は、熊野那智大社まで徒歩約2時間のところにあります。熊野古道の中でも初心者におすすめの「大門坂」までは車で約20分の立地なので、車と徒歩を組み合わせて気軽に熊野古道を楽しみたい方にとっても便利な立地です。

「JR紀伊勝浦駅から徒歩約6分のところにある勝浦港・観光桟橋からホテル浦島行きの専用船が運行されており、海を渡ってホテルへ辿り着くところがなんともメルヘン。浦島太郎の物語を彷彿とさせます。

ホテル浦島の魅力はその広大な敷地に5つもある温泉。その中でも「帰忘洞(きぼうとう)」と呼ばれる温泉は、大洞窟の中に温泉が湧き出ており、入り口からは海を一望することができるんです。紀州藩主の徳川頼倫公が「帰るのを忘れさせるほど」と名付けただけあって、その景色には感動を覚えます。太平洋の荒波の音が間近に聞こえ、海を感じながら入浴することができますよ。

そして那智勝浦といえば「マグロ」!

ホテル浦島では、なんとマグロの食べ放題までやっているんです。紀州の梅酒や日本酒と一緒に、マグロをお腹が満たされるまで堪能することができるなんて、なんて贅沢なんでしょう…!素泊まりプランもありますが、ぜひ那智のマグロを堪能していただきたいです。

熊野那智大社を訪れる予定の方に、ぜひ泊まっていただきたいホテルです。

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