日常を離れて自分自身を見つめ直そう。関西でリトリートにおすすめの宿5選

2022.04.19

最近話題の「リトリート」。皆さんはその意味をご存知ですか?

今回の記事ではリトリートの意味や、リトリートを行うためのポイント、そして関西でリトリートするのにぴったりの宿をご紹介します。

リトリートって何?どんなメリットがあるの?

「リトリート」は英語で「retreat」と表記し、直訳すると「退却」「隠れ家」「避難所」「黙想」といった意味を持ちます。

最近話題の「リトリート」とは、普段生活している場所から「退却」し、仕事やSNS、都会の喧騒から「避難」してリフレッシュすること。日本語では転地療法とも言われます。欧米では10日間ほどの休暇をとって行うのが一般的だそうです。

忙しい日常から離れ、心身ともにリフレッシュすることができ、自分の内面にじっくり向き合うことができるというのがリトリートのメリット。これから自分自身がどうしていきたいのか考えることができたり、ゆったりとした時の流れを感じることができたり…。リトリートには多くの利点があります。

仕事から疲れて帰っても、待っているのは手付かずの家事…。

子育てに会社でのキャリアアップに忙しく、ゆったりと過ごす時間がない…。

慌ただしくすぎていく毎日に、気付いたら1年があっという間…。

そんなあなたにこそ、ぜひ「リトリート」をしていただきたいのです。

リトリートする場所を選ぶための3つのポイント

リトリートには「こうしなければいけない」といった決まりはありませんが、効果的に疲れをリセットし気分転換するために、どんな場所でどんな過ごし方をすれば良いのか、ヒントをお伝えします。

立地

普段過ごしている環境から離れることが大前提です。その上で、できるだけ自然豊かな場所、例えば森や海、山に近い場所に行くのがおすすめです。

外灯のない自然豊かな場所は、夜はしっかりと暗くなり、朝は朝日で目覚めることができます。日常生活で乱れがちな生活リズムを整えることができますよ。

また、波の音や鳥のさえずり、風の音に耳をすませたり、夜には満天の星を眺めたり。そんな贅沢な時間の使い方ができることも自然の中で行うリトリートのメリットです。

食事

リトリートは、疎かになりがちな食生活を見直すいい機会。普段は何気なく口にしている食事を、いま一度見直してみませんか。

最近注目を集めているのはファスティング(断食)です。スムージーなどで必要最低限のエネルギーと栄養を摂取しながら、無理なく行うファスティングを行っている方も多くいらっしゃいます。リトリートを推進している宿泊施設の中には、ファスティングプランを設けているところも多く、ダイエットや胃腸を休ませる目的でリトリートを行う方もいらっしゃいます。

ファスティングよりも手軽にできておすすめな「リトリート食」は「旬のものを新鮮な状態でいただく」こと。その土地で採れた新鮮な野菜、魚、肉などをゆっくりと時間をかけて味わってみましょう。

アクティビティ

リトリートとセットで行われることの多いアクティビティの一つが「ヨガ」や「瞑想」。リトリートの目的である心身のリフレッシュにもってこいです。

自然の中のトレッキングもリトリートにおすすめ。自然の音に耳を澄ませ、美しい風景を眺めながら適度な運動をすることで、気づけば自分自身の内面に向き合うことができ、ジムで身体を動かすのとはまた違った清々しさがあります。デジタルデバイスから距離を置くことができるので、デジタルデトックスにもなりますよ。

そのほかにも、温泉にゆっくり浸かったり、乗馬やクルージングなど普段しないアクティビティに挑戦したり、エステなどトリートメントをしたりするのもおすすめ。温泉宿の中には、リトリートプランを用意しているところもあるのでチェックしてみてください。

リトリートにぴったり!関西のおすすめ宿5選

それでは、関西でリトリートにおすすめの宿をご紹介します。ファスティングや温泉、トレッキング、トリートメントなど、リトリートに欠かせない体験ができる宿泊施設をピックアップしました。

【和歌山県】SEN RETREAT TAKAHARA

2022年にオープンしたばかりの「SEN RETREAT TAKAHARA」は、世界遺産にも登録されている熊野古道沿いの無人宿です。たった人口70人の集落に作られたこのゲストハウスなら、人の目を気にすることなく、自然の中に身を委ねられます。

https://sen-retreat.com/stay/takahara/

立地

平安時代より多くの人が「熊野詣」のために熊野古道を歩きました。かつて、「熊野に詣でる」ことは、黄泉の国にいき、生まれ変わり現世へ戻ることを意味していました。つまり、熊野古道は「蘇りの地」でもあるのです。これほどまでにリトリートにぴったりの場所はありません。

宿の目の前が熊野古道になっているので気軽に散策することができる上、聞こえてくるのは自然の音だけ。訪れるだけで「非日常」を感じられます。

食事

古民家をリノベーションしたこの「SEN RETREAT TAKAHARA」に泊まれば、和歌山の名産品たちを心ゆくまで堪能することができます。オールインクルーシブなので、価格を気にすることなく、用意されている食べ物、飲み物を全ていただけますよ。ジビエ、新鮮野菜、梅酒、フルーツジュースなどなど…。和歌山の味を存分に楽しめるラインナップです。BBQ設備も整っています。

アクティビティ

ここに宿泊するなら、熊野古道のトレッキングは欠かせません。宿の目の前が熊野古道なので、ちょっと散歩に出かけるもよし、数時間の本格トレッキングに挑戦するもよし。徒歩5分で「高原熊野神社」や早朝に雲海が見られる「高原霧の里休憩所」に行くことができます。徒歩10分で『霧の郷 たかはら』さんの日帰り温泉も楽しめます。

https://sen-retreat.com/journal/03/

熊野古道の玄関口・紀伊田辺駅から、約4km歩けば「SEN RETREAT TAKAHARA」に到着するので、少し長めのトレッキングをしたい方はこちらのコースをおすすめします。

https://sen-retreat.com/journal/02/

【愛媛県】瀬戸内リトリート青凪

©︎PIXTA

次にご紹介するのは、瀬戸内海を望むことができる瀬戸内リトリート青凪。たった7室の客室は全てスイートルーム。「極上」という言葉がぴったりの宿です。

立地

瀬戸内海に面した小高い丘に建つこの建物は、著名建築家・安藤忠雄さんの設計です。プールは海に迫り出しており、全ての客室から瀬戸内海が一望できます。

「ミシュランガイド広島・愛媛2018年特別版」で最高評価 5レッドパビリオンの称号を得るほど「豪華さ」のある宿。かつて美術館だった場所であることから、アートも楽しめるのが瀬戸内リトリート青凪の素敵なところ。画家・フランク・ステラなどの作品が楽しめますよ。

食事

瀬戸内の豊かな海の幸、山の幸が楽しめるのが瀬戸内リトリート青凪の食事。味だけでなく、見た目の美しさ、創作のオリジナリティにもこだわり尽くしたディナーです。

地元のお酒も楽しめるので、まさに「瀬戸内」を味わい尽くすことのできる宿なんです。

アクティビティ

この宿で堪能できるアクティビティは「スパ」「プール」。

スパのための特別なスイートルームが用意されており、瀬戸内の名産である柚子、みかん、文旦などを配合した特別なトリートメントも受けられるんですよ。

温泉ジャグジーと庭の見えるサウナのついたプライベートプール、瀬戸内海に面したインフィニティプールの2つのプールが完備されており、ゆったりとした時間を過ごせます。

【三重県】アマネム

©︎PIXTA

伊勢志摩国立公園に位置するアマネムは、アマンが有する初めての温泉リゾート。日本の民家をイメージしたスイートルームと、大人数での滞在にぴったりのヴィラを有しています。

立地

英虞湾を一望する丘の上に建っており、四季折々の風景を楽しむことができます。

さらに、伊勢神宮や世界遺産・熊野古道にほど近い立地で、近くには多くの神社があるため、神聖な場所として知られています。

食事

アマネムの魅力は地元食材の良さを最大限に引き出した日本料理。この地域は、代々皇居に食材を献上してきた歴史をもつ、「御食つ国」。それだけ質の高い食材があるのが伊勢の魅力なんです。

松坂牛や伊勢海老などの新鮮な魚介類と山の幸、フレッシュな果物…。それらの素の味を引き出すことのできるシェフが腕をふるいます。

海を眺めながらのピクニックランチをすることもできるので、ご自身のご希望に応じた「食体験」ができますよ。

アクティビティ

隣接する「NEMU GOLF CLUB」でゴルフをしたり、チャーター船での英虞湾クルーズでワインを楽しみながら夕日を眺めたり、一人ひとりの健康状態に合わせたオーダーメイドのウェルネスプログラムを体験したり…。アクティビティの豊富さもこの宿の魅力。

ウェルネスプログラムには、ストレスマネジメント、デトックス、スローエイジングなど、希望に応じた豊富なプログラムが用意されています。シンプルな温泉入浴もできますが、せっかく訪れるなら湯治のメニューもチェックしておきたいところ。天然の温泉水を使用した屋外温浴施設と、温度が異なる2つの温泉で交代浴ができる温浴施設が完備されていますよ。

【京都府】伽藍下鴨

日本家屋の建築様式を生かした建物に、伝統技術を継承する職人さんたちの技を施してオープンしたのが伽藍下鴨(がらんしもがも)です。ここは、「72時間、何もしない」ができる宿なんです。

立地

賀茂川と⾼野川に挟まれた下鴨デルタ地帯にある伽藍下鴨。

現生の自然「糺の森」や桜の美しい半木の道、神聖さのある下鴨神社に囲まれた立地でありつつ、京都の繁華街まで車で10〜15分という珍しい場所にあるのが魅力です。

日常を離れつつも、観光も楽しみたい!という方におすすめ。

食事

「何もしない」スペシャル宿泊プランがあるのがこの宿の魅力の一つ。このプランで宿泊すると、リトリートにぴったりの食事をいただけます。

酵素ジュースや季節のスープ、発酵食にベジタブル寿司、山菜を中心とした朝食などなど…。お腹いっぱい食べるのではなく、自分の内面に向き合うことのできる、デトックスが叶うこだわり抜かれたメニューです。ファスティングにも適した内容になっています。また、お茶にもこだわっており、消化促進などフェーズに合わせたお茶をいただけます。

アクティビティ

一人ひとりの体質に合わせたトリートメントメニューを受けられます。3泊4日のうち、トリートメントを受けるのは3回。「浄化・解毒」「滋養と消化」「活性化と若返り」の3つのフェーズに分けられており、全身をトリートメントしてもらえますよ。

そして、宿を離れてからもリモートで食事指導などが受けられるのも魅力。継続して心身のケアをしていきたい方にはぴったりの宿です。

1日1組限定の一棟貸しの宿で、職人技によって完成された空間だけあって、宿全体が統一感のあるスピリチュアルな雰囲気になっています。

【三重県】TAOYA志摩

こちらも海を一望できる立地の温泉リゾートホテル。波の音や潮の香りを感じながら入浴できる温泉が特徴です。リトリート向けの宿泊施設はお値段が張ることが多いですが、こちらのホテルは比較的リーズナブルな価格で、温泉や景色を堪能できますよ。

立地

太平洋を一望できる志摩半島にあるTAOYA志摩。

車で1時間のところに伊勢神宮があるので、スピリチュアル空間に身を置きたいあなたにもぴったりの立地です。

食事

オールインクルーシブなので、全ての飲食が宿泊料に含まれているTAOYA志摩。海の恵みを最大限に生かしたリゾートビュッフェをお楽しみいただけます。

料理長は元プリンスホテル調理部長を務めた高階孝晴さん。地域の食材の良さを最大限に生かしたメニューや、バイキングながら出来立てをいただけるライブキッチン、シーズンごとに変わるフェアメニューなどが楽しめます。

アクティビティ

この宿の特徴はなんといっても温泉。「新美里温泉長寿の湯」から引かれたアルカリ性単純温泉にゆっくりと浸かれば、ホッと一息つくことができます。オールインクルーシブの宿なので、湯上りのジュースやアイスキャンディ、生ビールを心ゆくまでいただけるのも嬉しいですね。

その他の記事