離婚や死別などの別れを経験した方や、セカンドライフを送る方を対象に、熊野古道を歩き内省する2泊3日のツアーを1/20(土)~22(月)開催 参加者5組を募集

2023.12.14

SEN.RETREATは、熊野古道を2泊3日かけて歩き、内省するツアーを本格始動させるにあたり、離婚や死別など別れを経験した方や、定年退職を迎えセカンドライフを送る方を対象に、2024年1月20日(土)から22日(月)にモニターツアーを実施します。これに伴い、参加者を5組限定で募集します。
ツアーを通じて「熊野古道=人生の節目で歩く道」というイメージを浸透させるにあたり、事前にモニターを募集し、巡礼道を歩くことで起きる感情の変化や、自分自身との向き合い方などについて調査する予定です。

スケジュール

【1日目】区間:滝尻王子~高原(SEN.RETREAT TAKAHARA)
歩行距離:3.9km
所要時間:約2時間30分
食事:お弁当・朝食付き

熊野三山の聖域の始まりとされている滝尻王子からスタート。
神社の裏手から、いきなり急な坂が始まり、狭い岩の間を潜り抜ける「胎内くぐり」から、剣ノ山経塚跡まで急峻な登り道が続きます。滝尻王子から歩いて最初に到着する高原地区は標高300mの山の上にある、美しい雲海と星空が見れる小さな集落。1泊目は、ここにある1棟貸し宿「SEN.RETREAT TAKAHARA」に宿泊します。
1棟貸し宿に5組様一緒に宿泊していただきますが、部屋は個室となっています。

【2日目】区間:高原(SEN.RETREAT TAKAHARA)~近露(SEN.RETREAT CHIKATSUYU)
歩行距離:10km 
所要時間:約4時間30分
食事:猪肉鍋・朝食付き
急な上り坂と平坦な道が組み合わさった道が続き、程よいトレッキングを楽しめます。
2泊目はコンテナホテル「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」に宿泊。コンテナ1棟が客室1室となっています。

【3日目】区間:発心門王子~熊野本宮大社
歩行距離:6.9km 
所要時間:約3時間30分
路線バスで、近露から発心門王子まで移動してから、トレッキングを開始します。
歩きやすいゆるやかな下り坂の道が続き、古道らしい苔むした石畳の道が連なる人気のコースです。

9:07  バス停「古道歩きの里ちかつゆ」よりバス乗車
9:37  「本宮大社前」で下車し、バスを乗り換え
10:10  「本宮大社前」からバス乗車
10:25   発心門王子に到着

募集要項

▼日程 
2024年1月20日(土)~22日(月)

▼参加費用 
33,000円/人
※Take Me Payで事前決済。3日間の食事付き

▼対象者
以下のいずれかに当てはまる方(年齢制限はありません)
・離婚や死別など、数年以内に別れを経験した方
・定年退職や子どもの独立を迎え、セカンドライフを送る方

▼オプション
内省を深め、感情の分析を行うコーチングセッションを、1日目歩く前と、毎日歩き終わった後に1回30分で行います。感情の分析などを行うファシリテーターによるオンラインの対話を、ツアー前とツアー後に受けることができます。お客様ご自身のスマートフォンもしくはPCをご使用いただきます
(追加料金 計10,000円)

▼募集組数
5組(1グループ2人まで)

▼募集締め切り
2024年1月10日

▼備考
・熊の目撃情報は少ない地域ですが、心配な方は熊鈴や熊スプレーをご持参ください。
・1日目は1棟貸しの宿で5組様一緒に宿泊していただきます。部屋は個室となっています。
・他の参加者の方と一緒に歩けるので、1人での参加でもご安心いただけます。

前回モニターツアーの参加者の声

《12月開催のツアーに参加した、キャリアの節目に直面している方の感想》
休日返上でひたすらハードワークをこなしてきましたが、50代になってから更年期の体調変化で思うように働けなくなり、仕事の量を減らすかどうか悩んでいました。
今までは先のことばかり考えていましたが、人工物がなく、ただ大自然に囲まれながら熊野古道を歩いたことで、今この瞬間に集中して、生きている実感を得られました。また、「仕事第一ではなく心のままにありたい」という気づきを得て、人生における優先順位を明確にすることができました。

《12月開催のツアーに参加した、結婚を控えているカップルの感想》
3日間一緒に熊野古道を歩きながら色々と対話したことで、パートナーがどんな価値観を持っているか認識でき、相手のことをよく理解できました。また、熊野古道に身を置いていると、普段気にしていることから切り離され、歩くだけで得られる充実感や、自分の存在価値を実感できました。

モニターツアー開催にあたって

「蘇りの地」として信仰を集めてきた熊野は、日本古来の宗教・歴史・文化を感じられる場所として、多くの観光客が訪れています。数日間かけて古道を歩き、熊野三山を参拝する巡礼を行っている方は今もいますが、そのほとんどは外国人観光客で、日本人の数はごくわずか。

熊野古道の宿「SEN.RETREAT」を運営する日本ユニストは「熊野古道を巡礼することで自分自身と向き合い、考えを深められるのではないか」と考え、人生の節目に直面している国内在住の方が熊野古道を巡礼するモニターツアーを行うこととなりました。

12月初旬には、結婚など出会いの節目にある方のほか、転職や就職などのキャリアの節目にある方のモニターツアーを実施しましたが、今回は離婚や死別など直近で別れを経験した方と、定年退職や子どもの独立を迎え、セカンドライフを送る方をモニターとして、参加者を募集します。

モニターツアーでは、熊野古道を歩くことによって起きる内省について調査・分析します。その結果をもとに、参加者が自身の人生を振り返り、内省する手助けとなる「ジャーナリングブック」の試作を完成版へと改良し、本格始動後のツアーで配布する予定です。

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