熊野古道を3日間歩き、人生を見つめ直し内省するツアー 参加者3組を募集
SEN.RETREATは、熊野古道を2泊3日かけて歩き、感情の変化を分析するツアーを2023年12月初旬に開催することとなりました。これに伴い、参加者を3組限定で募集します。
熊野古道を「人生の節目で歩く道」としてイメージを浸透させるにあたり、事前にモニターを募集し、巡礼道を歩くことで起きる感情の変化や、自分自身との向き合い方などについて調査する予定です。
スケジュール
・ツアーに先立ち、zoomで事前ヒアリング
・1日目:滝尻(熊野古道・中辺路の始点)~高原をトレッキング
SEN.RETREAT TAKAHARAに宿泊。過去について振り返り、内省する
夕食付き
・2日目:高原~野中をトレッキング
SEN.RETREAT CHIKATSUYUに宿泊。現在について考える
朝食・昼食(お弁当)・夕食付
・3日目:発心門~熊野本宮大社をトレッキング
未来について考える
朝食・昼食(お弁当)付き
※トレッキングを行う前後で、随時インタビューを行います
※インタビューは、プロのエスノグラファーの方が担当する予定です
募集要項
▼日程
2023年12月3日(日)~5日(火)
2023年12月4日(月)~6日(水)
2023年12月5日(火)~7日(木)
▼参加費用
3万円/人
※Take Me Payで事前決済。3日間の食事付き
▼募集組数
3組(1組1~4名)
▼募集締め切り
2023年10月15日(日)
▼募集条件
ツアー前後でのインタビューにご協力いただき、SEN.RETREAT公式サイトでの記事化の際に顔出しが可能な方
▼備考
参加者の方からインタビューを通して伺った人生の見方や、歩く前後での変化は、SEN.RETREAT公式サイトで紹介する予定です
▼応募方法
下記フォームよりご応募ください
モニター募集にあたって
「蘇りの地」として古来より信仰を集めてきた熊野は、日本古来の宗教・歴史・文化を感じられる場所として、多くの観光客が訪れています。数日間かけて古道を歩き、熊野三山を参拝するという巡礼を行っている方は今もいますが、そのほとんどは外国人観光客で、日本人の数はごくわずか。
日本ユニストが550人を対象に行ったアンケート調査でも、熊野古道へ訪れたことがある方は全国で9.8%、そのうち宿泊を伴った観光をした方はわずか3.5%に留まります。この調査結果からは、泊まりがけで巡礼する文化がありながらも、それを体験している日本人は現状ほとんどいないことが読み取れます。
1千年前から日本に根付いた巡礼文化を、日本人にこそ体感してもらいたい。「熊野古道を巡礼することで、自分自身と向き合い、考えを深めることにつながるのではないか」と仮説を立て、アンケートでは「人生を見つめ直す・内省する際にしたいこと」についての質問も設けました。その結果、「神社仏閣にお参りする」が最多の41%、「日本の歴史ある場所に行く」が34%という回答状況になりました。
熊野古道には熊野本宮大社や那智の滝など、自然・歴史・文化が合わさったスポットがあり、内省に適した環境が広がっています。実際に、1千年前から人々は過去・現在・未来の安寧を得たいと、山の中を何日もかけて歩き続けてきました。
「現代人にとっても、人生の節目で熊野古道を巡礼することで、自分自身を見つめ直せるのではないか」と考えた当社は、それを実証するためにこの度、モニターを募集することとなりました。今回のツアーでは、熊野古道を歩くことで起きる感情の変化を分析し、日本人が熊野古道を歩く文化を構築するための参考とします。