子連れで熊野古道!新オープン「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」宿泊レポ
世界遺産である熊野古道(和歌山県など4府県をまたぐ古道)に2022年オープンしたばかりの宿「SEN.RETREAT CHIKATSUYU(セン・リトリート近露)」に宿泊したお客様に、どんな旅程で熊野古道を楽しんだのかインタビューしました。熊野古道の中でも、中辺路(なかへち)と呼ばれる道沿いにある近露は、熊野本宮大社などの名所へのアクセスが良く、熊野古道を訪れる際の宿泊場所にぴったり!
本記事は子連れ家族旅行のレポなので、子連れで熊野古道への旅を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
お話を伺ったお客様
東京在住のT.Iさん(29歳・女性)。旦那さんとお子さん(1歳)と、香川在住の友人夫婦とそのお子さん(0歳)の計6名で熊野古道を訪れました。
熊野古道を訪れた理由
東京在住の私たちと、四国在住の友人家族が合流するということで、中間地点で旅行先を検討していました。大阪も候補に上がりましたが、自然の中でゆっくりしたいという意見が出て行き先は熊野古道に決定!
私自身、世界遺産に登録された熊野古道を一度訪れたいと思っていたので、いい機会になりました。
熊野古道滞在スケジュール
1泊2日の旅程で熊野古道を訪れ、「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」に宿泊しました。
15:00 チェックイン
子どもが2人いるので時間に余裕を持ちたくて、チェックイン開始時間である15時にチェックインしました。
宿にはお酒や食品は全て用意されていますが、お酒が好きなメンバーだったので、宿の目の前にある「Aコープ紀南熊野古道ちかつゆ」というスーパーで買い出しをしました。
このスーパーには地元の方が作られたお惣菜やパン、野菜などが並ぶコーナーがあり、私たちは「ちかつゆ味噌」と紀州梅を購入!野菜スティックにつけておつまみにすることにしました。Aコープは18時に閉店するので、早めに買い出しすることをおすすめします。
16:00 夕飯準備開始!
料理が得意な友人はBBQやピザ、チーズフォンデュの準備を、男性陣はピザ釜と焚き火の火起こしを行いました。私は子守を担当♪
17:00 夕飯開始〜ピザ釜で焼くピザと溶岩プレートBBQ〜
ピザ釜でピザを焼いたり、溶岩プレートでお肉を焼いたり。ワイワイ語り合いながら楽しむことができました。子どもたち2人も、いつもとは違う環境にテンションMAX!
チーズフォンデュは宿に用意されていた白ワインを入れて大人の味に、ピザは1枚は子どもが食べられるように、もう1枚は大人用にピリ辛に仕上げました。
宿に用意されていた和歌山県田辺市のクラフトビール「VOYAGER BREWING(ボイジャーブルーイング)」がとっても美味しく、私たちは大満足!あっという間に空けてしまいました。
宿にはスクリーンとプロジェクターが整備されていて、YouTubeなどを観ることができました。子どもたちがグズったら、動画を見せるのもアリです。
20:00 入浴&子ども寝かしつけ
この宿には、シャワーだけでなく浴槽も完備されているので子連れでもゆったりと入浴できます。また、乾燥機付き洗濯機もあるので、子どもたちが服を汚しても安心です。
そろそろ子どもたちは寝る時間。今回宿泊した6人棟には寝室が2つ(シングルベット×2の部屋とセミダブルベッド×2の部屋)があり、子どもとの添い寝にも十分でした。
21:00 焚き火を囲んで語り合い
子どもを寝かしつけたあとは、大人だけで焚き火を囲んで語り合いました。普段、焚き火を囲む機会は滅多にありませんが、パチパチという音を聴きながら火を見るっていいですね…。
普段は話さない深〜い話までできて、宝物のような時間でした。
8:00 ホットサンドでモーニング
宿に用意されているホットサンドメーカーで朝ごはんを作りました。子どもたちはトーストと持参したバナナのモーニング。(二日酔いメンバーは冷凍庫に用意されていた黒沢牧場の無添加アイスをいただきました。二日酔いの身体に沁みました…。)
10:00 熊野本宮大社を散策
車で20分ほどのところにある「熊野本宮大社」に参詣しました。子どもたちのことを考慮し本宮大社まで続く158段の階段は登るのを断念。本殿近くの駐車場を利用しました。
緑に囲まれた道を少し歩くと境内に到着。子どもたちは熊野本宮大社オリジナルのマスクをいただきました。念願の熊野本宮大社を詣でることができ、感動しました。
12:00 帰路につく
香川県から来た友人家族は、和歌山港と徳島港を結ぶフェリーで帰宅。私たちは関西国際空港から飛行機で帰宅しました。
私たちは時間が合わず利用しませんでしたが、飛行機の時間さえ合えば、南紀白浜空港ー羽田空港便を利用した方が利便性が高いようです。
熊野古道・近露を訪れての感想
旅の醍醐味はその土地のものをいただくことだと思っているので、宿で和歌山の地元産にこだわった食やドリンクが楽しめたのがよかったです。
私の感覚ではありますが、5歳以上のお子様とであればもっともっと熊野古道を楽しめるのではないかと思います。私たち家族も子どもと一緒にピザ作りや焚き火、熊野古道のトレッキングを楽しむためにぜひ再訪したいと思っています。